おいしおすえ京野菜キャンペーン/京野菜フェスティバル/九条ねぎラーメンバトルに参戦中


京都の野菜と合わせる濃厚ラム骨スープ

私たちMENSHO TOKYOは、東京都文京区にて、ラム(子羊)の骨を使ってスープを取ったらーめん、つけめんを提供しております。
ラム骨を使って丁寧に作ったスープは他には無い味とご好評いただいており、今年の8月にオープンして以来、おかげさまで多くのお客様にご贔屓いただいております。

今回、このフェスティバルに参加することになり、私たちが時間をかけて開発した、このラム骨を使ったラーメンを京都のみなさまに食べていただく機会をいただきました。

そして、このラム骨らーめんを京都の九条ネギ、京都の水菜、西京味噌と合わせることで、このイベント限定の、「ここでしか食べられない一杯」を作るためにさまざまな研究を行いました。

スパイス味噌の研究

基本ラムの料理はスパイスをふんだんに使い、特にクミンというスパイスをベースにした料理が多いため、まずはスパイスを合わせた味噌の研究から始めました。

スパイスはクミンから始まり、シナモン・フェンネル・カルダモン・フォアジャオ・八角など、30種類以上試しました。ラム本来の上品な甘みを引き立てるため、味噌だけでシンプルに味付けすることにより、味のわかりやすさに着眼点を置き、何度も配合を調整しました。

また、生姜・ニンニクなどの香味野菜を使った風味付けでラムの匂いを抑え、香りだけを引き立てる方法を試していきました。

そして完成!!ラムげんこつ使用 濃厚味噌ラーメン!!

次は「麺をすすったときに出る香り」というものに着眼点をおいて試作を続けました。
ストレート麺・ちぢれ麺どちらがいいのか?
まずはストレート麺で試したところ、スープを持ち上げる量が少なく、香りの出方が弱く感じたので、麺にウェーブをかけることによってスープが持ち上がる量が増えて、香りが広がるようになりました。そういった経緯から今回はちぢれ麺を採用しています。

こうしてスープ・麺共に研究を重ねた後、さらに香りの余韻を持たせたいと考えました。
香り油で本来ラムが持つ香りの良さを補いました。ラムのゲンコツを低温の油に入れて香りを抽出し、ラムのいい香りだけを残すことに成功しました。スープ・麺・油、これら3点が揃うことにより、味噌だけのシンプルな味付けにも関わらず、ラムの良さを引き立てることに成功しました。

京都のみなさまへご挨拶

「京野菜フェスティバル」へのMENSHO TOKYO出店にあたり、東京で話題の『ラムげんこつを使用した濃厚味噌ラーメン』を、ここ京都でもご堪能いただけます。

京都の方々にも、ラムを使った人気のスープを知っていただく良きチャンスになりますので、心を込めて、じっくり、丁寧に炊き上げました。

また、京都開催ということなので、西京味噌(白味噌)をメインにタレを作り、スパイスを効かせ、トッピングにはたくさんの京野菜をのせ、ここでしか味わえない一杯に仕上げております。

今日までの研究により、ラム臭さは全て取り除き、芳醇な香りのみを残し、旨味と甘味だけを存分に味わっていただけるスープづくりに成功いたしました。

このスープが京都の皆様にお喜びいただける日を楽しみに、一生懸命仕込んで参りましたので、この機会にぜひ!ご賞味くださいませ。

店主 庄野智治